Message 先輩メッセージ

現在の仕事
放送担当として、メディアのあり方や表現の自由について考える

 放送担当として、テレビ局やラジオ局を取材しています。制作者や出演者のインタビュー、番組紹介などをします。多くの人に同時に情報を伝えられるテレビの影響力は大きいので、差別表現はないか、権力との距離はどうか、といったことにも気を配ります。テレビは社会を映す鏡だと思っています。視聴率を通じ、今を暮らす人たちが、どういう情報を求め、笑い、共感するのかが、数字になって表れてきます。テレビ取材を通じて社会を見ることの楽しさを感じています。

 ネットに玉石混交の情報があふれる中、正確な情報を届ける方法をどう確保していくか、これからのメディアのあり方や表現の自由について考える担当でもあります。

印象に残っていること
総局で気づいた、日常の愛おしさ

 福井と千葉では、児童養護施設の取材をしていました。子供たちは施設を出るとすぐに経済的な自立を求められることを知りました。子供たちが施設にいる背景には、親世代の貧困問題があることも多いです。制度次第ではこの連鎖を止めることができると感じ、政治・行政と個人の暮らしのつながりを、より意識するきっかけになりました。

 地方勤務では、季節の写真を撮ることが多く、よくカメラを持って花を探しました。道ばたで「きれい!」と思って撮った黄色い花が、白菜だと農家の人に教えてもらった時は、びっくりしました。日常の出来事や身近なものがどれだけ愛おしいか、自分の価値観が変わっていきました。

これから
女性の働き方。自ら実践あるのみ

 メディアのあり方が変わる中、社会問題と向き合う新聞報道の良さは生かしたまま、個人によりそう報道の仕方について考えていきたいです。

 また、企業や行政を取材していて女性の管理職がまだまだ少ないと感じます。経験の機会を与えられてこなかったために、リーダーになることを自身もためらってしまうのだと思います。下の世代にその状況を引き継がないように、自分自身としても色んな経験を積みたいと思っています。

MY CAREER HISTORY私のキャリアヒストリー

2012 / 04

入社 大阪本社 地域報道部 警察担当 [1年目]

 2009年に大学を卒業し、テレビ局に就職しました。転職後の初任地だった大阪は、街の話題を見つけるのが楽しかったです。

大阪の街で見つけたビリヤード場は、96歳になる女性が時代に立ち向かうべく、1代で育てた場所でした。(2013年3月掲載)
2013 / 04

福井総局 警察、司法、市町政担当 [2年目]

 人数の少ない総局で、高校野球や災害取材など様々な経験をしました。冬期休園中の動物園に通い、連載をしたのも記憶に残る取材でした。

冬期休園中の動物園を舞台に10回の連載をした際に撮影した、電気ストーブで暖をとるミーアキャットの写真
2015 / 05

千葉総局 県政担当 [4年目]

 県政や政党の県内組織の取材により、地方政治の意思決定がどのように進むかということを体感しました。公布70年となる憲法に関する県内の事象も取材しました。

千葉では県内の性的少数者に関する制度や当事者取材に取り組みました。
2017 / 04

文化くらし報道部 放送担当 [6年目]

 テレビ出演者のインタビューは、スケジュールの合間を縫って行われます。短い時間で話を引き出せるか、毎回ドキドキしています。

各地の記者と協力し、全国の女子高校生がオシャレと考えるスカート丈の調査をしました。地域差が浮き彫りになりました。

入社動機

 地域社会や学校を画一的に感じ、「生きづらいなあ・・・」と思ってきました。そんな時、新聞や本を読んで、色んな人生があることを知り、救われました。色んな人が暮らしやすい社会をつくる手伝いができるような仕事がしたいと考えていました。

オフの過ごし方

 毎年長期休みが取れるので、海外旅行に行きやすいです。大好きな辛いものを求めて、2017年の夏休みは韓国に行きました。

2016年9月、フィンランドの市場で。果物も好物で、フィンランドではベリーを食べ続けました。

みなさんへのメッセージ

 私は学生の時、新聞記者の仕事について、「自分にできるのか」「転勤が大変そう」などと先回りして心配していました。でも、働いてみたら、やっぱり楽しい! 自分の可能性を制限せず、やりたいことに挑戦して欲しいです。

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