先輩の声

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世論調査部 江口 達也 理工学部数理科学科卒 2002年入社

Profile

出身:岡山県
気候が良く、果物がおいしい。

中・高・大のブカツ&サークル:
中学 / 科学部
大学 / DTMサークル

ひとこと:科学部では「酸性雨が植物の成長に与える影響」について研究をしました。いま振り返ってみると、どうやって仮説の検証を行うかなどといった論理的思考の基礎を養うことができたと思います。

職歴・キャリア

2002年4月:入社

同年:報道局 世論調査部
(入社当時の名称は「総合研究センター世論調査室」)

2014年より 政治部

2015年5月:世論調査部

入社動機

大学2年生の頃から世論調査部でアルバイトをしており、情勢調査で得られたデータを集計し、クロス集計表などの帳票を作成する仕事を主に担当しました。それ以外にもアルバイトとしてはなかなか関われない部分まで任され、その結果が新聞というかたちで多くの人の目に触れることに達成感があると思い、入社を志望しました。

オフの過ごし方

小学生の娘と0歳の息子がいるので、遊びの相手をしたり、家族で出かけたりすることが多いです。デスクに座りっぱなしの仕事でめったに体を動かすことがないせいか最近体力の衰えを感じており、何か運動を始めようと計画中です。

座右の銘・好きな言葉

「やらぬ後悔よりやる後悔」

新入部員にひとこと

めげずに頑張ってください!

世論調査の精度を高めるとともに、社会の流れに即した新たな調査手法を確立していく

現在の仕事:世論調査の専門家として、調査方法の研究・改善や「推計」を担当

世論調査部はその名前のとおり、世論調査を手がけている部署です。皆さんも新聞で「内閣支持率」や「消費増税への賛否」といった数字を扱った記事を見たことがあると思います。これらは全て我々が実施した調査を集計・分析した結果です。世論調査部では調査内容の企画だけに限らず、調査のやり方から結果分析までトータルで扱っている部署です。

その中で私は世論調査の専門家として調査方法の研究・改善や、選挙情勢調査の「推計」という仕事を担当しています。選挙情勢調査とは世論調査を使った選挙の当落予測です。データのどの部分が予測に有効か、過去のパターンからするとどの層のデータが選挙結果に関係しそうかなど、冷静かつ粘り強くデータの分析を進めていきます。この仕事は一人で担当しているので相当なプレッシャーを感じますが、その分、新聞に自分の予測が出て当たったときの達成感は格別です。取材活動に比べると地味な作業の積み上げかもしれませんが、やりがいのある仕事です。

うれしかったこと:参議院選挙情勢調査で、各党の獲得議席予測を的中させる

2013年の参議院選挙情勢調査では、非常に高い精度で各党の獲得議席予測を的中させることができました。私は2005年の衆議院選挙から選挙区の予測を担当してきましたが、選挙結果が全ての政党で予測の誤差幅の範囲に収まることはこれまでありませんでした。入社して世論調査部に配属された際に先輩から「一人前になるには10年くらいはかかるからな」と言われたことを思い出しました。今年で入社して丸11年。まだまだ一人前と胸を張って言えるようになったとは思いませんが、ようやく結果を出せたことが素直にうれしかったです。

ありがたかったこと:自分と家族をあたたかく支えてくれる人たちがいる

数年前、妻が入院して手術を受けることになった際、まだ幼い子どもの面倒をみてくれる人がいなかったため、どうしても仕事を休まざるをえない状況になってしまいました。抱えている仕事があったため、先輩に迷惑をかけるかたちになってしまいましたが、嫌な顔ひとつせず引き受けてくれました。おかげで、なんとか乗り切ることが出来、妻も無事に回復しました。あの時のことはいまでもとても感謝しています。

仕事上のモットー:わかりやすく見やすい資料・質問をつくる

調査の質問案だったり、調査の設計案だったり、いろいろと他の人に自分の考えを説明する機会が多いのですが、その際、提示する資料には気を遣っています。まず何よりも優先して心がけているのは読みやすいこと。ワードの初期設定のまま全て明朝体で文書を書いてしまうとメリハリがなくて読みにくくなってしまいます。見出しや要点はゴシック体の太字にするなど一手間加えてメリハリをつけてやるだけでも読みやすくなりますし、自分が伝えたいことがよりわかってもらいやすくなります。

また、できる限り資料はA4の紙1枚にまとめるようにして、説明に必要な図表などの資料は別紙など別ページにまとめるようにしています。資料の量が多くなるとその分見る人の負担感は増します。紙1枚にまとめる作業は、要点をわかりやすくコンパクトにまとめることにもつながります。

これから:微増傾向続く「携帯限定層」。状況に応じた新たな調査方法を模索

現在、世論調査の手法として一般的なRDD方式の電話調査(数字を無作為に組み合わせて電話番号を作成し電話をかける方式)が壁に直面しています。近年、携帯電話のみ持ち固定電話を持たない「携帯限定層」と呼ばれる人が微増傾向にありますが、RDD方式は固定電話を持った人しか調査できません。現在はまだ10%程度と少ないので精度への影響は大きくないのですが、これが2割、3割と多くなってくると大問題です。そうなる前にRDD方式に代わる調査方法を考えなくてはいけません。これが現在の私の目標です。

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