先輩の声

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経済部労働チーム 岡林 佐和 法学部法律学科 2004年入社

Profile

出身:高知県
飲めば友達

中・高・大のブカツ&サークル:
中学 / 吹奏楽部
高校 / 吹奏楽部

ひとこと:一生つきあえる仲間ができたこと。

職歴・キャリア

2004年4月:入社

同年 同月:千葉総局

2006年9月:秋田総局

2009年4月:経済部 総務省・通信業界、日銀・金融業界など担当

2012年1月:経済部労働チーム

2015年5月:経済部(経済)

入社動機

いろんな人に会えると思って新聞記者に。朝日は何となく自由な雰囲気を感じたから。

オフの過ごし方

秋田総局に勤務していたとき、ふと思い立って中高時代に吹いていたサックスを買い、吹奏楽を再開しました。週末に市民楽団に参加して練習し、演奏会やコンクールにも出ていました。仕事と直接関係のない友人たちができるのって貴重だと思います。出産でやめてしまいましたがまた再開を狙います。(右から2人目が私です)

座右の銘・好きな言葉

「思い立ったが吉日」

新入部員にひとこと

就活はいろんな企業を「取材」できるチャンスです。ぜひいろんな大人に話を聞いてください。

現代は、共働きで子育てする世代。世代間の理解を深めるために、私は記事を書く。当事者として

現在の仕事:当事者だからこと伝えることができる

経済部・労働チームは、雇用や働き方の問題について幅広く扱っています。若い世代を中心に増える非正規雇用の待遇はこのままでいいのか。世界的に見ても長い労働時間や、過労死、ブラック企業の問題はどうするのか。日本経済の成長や活力に直結する課題がたくさんあります。

そうした中で私はいま、女性の就労継続や育児と仕事の両立、ワークライフバランスの問題について取材しています。育児や介護で、これから働く人の多くが時間制限のある働き方を迫られる時代になりつつあります。企業でも働き方を変えようという動きが始まっていますし、政府は女性の活躍推進を成長戦略に掲げました。ほかの国の事例などにも取材の対象を広げて、多くの人に考えるきっかけにしてもらいたいと、記事を書いています。

取材では役所や企業の人と日常的につき合うことも多いですが、書くときは徹底して読者の立場。市民が、読者が知りたいことは何かということを考えます。

私自身、2013年4月に育休から復帰した、いわゆる「ワーキングマザー」。これまでのように夜遅くまでは働けなくなり、時間制約のなかでどうやって納得できる仕事ができるか試行錯誤しています。そうした当事者としての気づきも仕事に生かしています。

現在は、経済部「民間担当」として、ビールなどの飲料や食品の業界を中心に、企業の取材をしています。日々、めまぐるしく動くビジネスの最前線に触れられるのが魅力です。経営トップへの取材の機会も多いですが、消費者や生活者の立場に立った取材や発信をこころがけています。

私の取材テーマ:世代の枠を超え、新聞の力で伝えるべきこと

最近の若い世代は新聞を読まなくなっています。でも最近、育児世代の30代から、「新聞」というメディアに期待しているとよく言われます。夫婦ともに働き、ともに育てるいまの世代は、妻に子育てを丸投げして仕事だけをしてきた上司世代からの理解のなさに悩んでいる人が多いのも事実です。経営者層、上司世代にこうした問題を届けるためには「新聞」の果たす役割が大きいのだというのです。

同じ世代で盛り上がるにはインターネットやSNSかもしれないけれど、このように世代を超えて問題を共有するために、まだまだ「新聞」の力が発揮できるのではないかと感じています。

印象に残っている仕事:生きることの意味を実感した取材

秋田総局に勤務していたとき、限界集落に通い、ルポしたことがあります。「泣ぐ子はいねが~」といいながら家々をめぐる、なまはげの里でした。

なまはげの伝統を受け継ぐ父子や、集落に嫁いだ女性、「花嫁募集中」と書いた板をトラックの全面に掲げ続け、ついに結婚した男性、退職後に田舎を求めて移住してきた男性。過疎化、高齢化が進むなかで、「ここが一番いい」といって支え合いながら生きている人たちがいました。

私自身も高知県という地方の出身なので、余計そうなのかもしれませんが、やはり日本は地方が元気でいてこそ、と感じました。将来はまたぜひ、地方で取材をしたいと思っています。

それから、こういった「普通の人々」のくらしを切り取るような記事というのが、実はいちばんむずかしいです。誰に取材するか、どう信頼関係をつくるか、そしてどんな書き方をするかはまったく自由ですが、そのぶんすべては記者のセンスだからです。むずかしい内容の書かれた記事が、記者にとって難易度が高いとは限りません。ぜひ、そういった視点でも新聞を読んでみてくださいね。

これから:女性として、女性の労働のあり方を考える

女性の就労継続やワークライフバランスが、日本経済の成長のエンジンになると言われています。(女性がほかの先進国並みに働けばGDP15%アップとか) それはなぜなのか? どうしたらいいのか? これからは経済の視点での記事も増やしていきたいと思っています。

それから将来については、また地方で取材したいとも思っています。

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