先輩の声

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東京本社編集局政治部 小野 甲太郎 教養学部社会科学科卒 2002年入社

Profile

出身:東京都
入社までずっと自宅も学校も中央線沿いでした。武蔵野の緑と個性的な人たちがほのぼのと集う街。駅ごとに個性が異なるとても濃~い地域です。

中・高・大のブカツ&サークル:
中学 / サッカー部
高校 / サッカー部
大学 / フットサル

ひとこと:苦楽を共にした友人がたくさんでき、チームプレーの大事さを学べてよかった。

職歴・キャリア

2002年4月:入社、奈良支局に配属 事件、高校野球などを担当

2004年4月:岡山総局 警察司法、教育、遊軍、スポーツなど

2007年5月:東京本社編集センター 硬面、スポーツ面などを担当

2010年10月:政治部 総理番、自民党担当などを経て現在、首相官邸担当

入社動機

理系はからっきしダメ。商売には向いていないし、金勘定はたぶん苦手。でも、好奇心だけはある…なれそうなのは記者かな…という「消去法」で志望。実家で普段から読んでいた朝日新聞を選びました。

オフの過ごし方

ジョギングをしたり、大学時代からの仲間と続けるフットサルをしたり、体を動かすことが多いです。最近は子どもと遊んでいる時が至福の時になりました。

新入部員にひとこと

就職活動をしていた学生時代、「就職活動は合コンみたいだな」と思っていました。相手に気に入ってもらえなくてもダメ、気に入ってもらいたくて自分を偽ってもダメ。相思相愛の「ご縁」を引き寄せるには相手を見極めることが大事なのではないかと今さらながら思います。たとえば面接を受けながらも面接官を観察してその会社の本当の姿を考えてみるといったように、少しだけ心に余裕をもって就職活動に臨んでみてはいかがでしょうか。

激動する世界の中で日本はどうなっていくのか?誰も経験をしたことのない未来を取材する

現在の仕事:首相官邸は世間の森羅万象すべてが仕事の対象

首相官邸に詰めています。政治家や官僚ら、政権の意思決定に関わる人々を日々ウォッチしながら、この国の行方について考える日々です。権力者たちに接しながら、意思決定に関わる様々な利害や思惑をひもとき、何が起こっていて、なぜそうなるのか、そしてこれからどうなるのかという記事を書く仕事です…と、書くと一見難しそうですが、生身の政治家は人間臭くて、とても魅力的です。首相官邸は世間の森羅万象すべてが仕事の対象です。永田町や日本を飛び出すこともしばしば。あっちこっちと飛びまわりながら、あれやこれやを追っかけて記事を書くのはとても楽しい仕事です。

やりがいを感じたこと:消費税引き上げ予測。最も正確でファクトに基づいた記事を書くことができた

2013年4月に消費税率を5%から8%に引き上げるのかどうか――安倍政権が、いつ、どうやって、何に基づいて、どんな判断をするのかをチームで取材しました。どの媒体よりも正確かつ即座にその瞬間を捉えなければならず、様々な取材対象にあたり、権力中枢の動きを追いながらそのときを追う日々はとても刺激的で、胃が痛くなりもしました。決断のタイムリミットが迫った9月末、結果的に最も正確でファクトに基づいた記事を書くことができたのは我々にとってとても誇らしい経験でした。

印象に残っていること:編集センターで、人気企画「しつもん!ドラえもん」を立ち上げる

東京編集センター時代の2008年にスポーツ面の編集を担当しました。締め切り時間ぎりぎりに終わる野球やサッカーの試合結果を読者に届けることはもちろん、魅力的なレイアウトを生み出したり見出しの言葉を紡ぎ出したりする仕事はとてもクリエーティブでした。「しつもん!ドラえもん」の立ち上げでは、構想段階から今も続く人気企画となるまでに関わることができました。取材現場から読者に新聞が届くまで、新聞づくりの様々な部署と関わる「ハブ」のような部署での経験は、新聞の見方を変えてくれました。その見方は取材現場にたつ今でも役立っています。

仕事上のモットー:「自分は新聞記者に向いていない」と思うこと

「自分は新聞記者に向いていない」という前提に立つことです。かつて上司に言われた言葉です。誰しもが特ダネ記者や名文家なわけではありません。自分は果たしてどうなのか、客観的に考えれば向いていない人の方が多い。しかし、向いていない人は、それ故に、努力や工夫をします。その努力や工夫こそがいい記事を生み出すのだ、と。苦手なことや嫌だなと思うことにぶつかったときにこそ、「自分は新聞記者に向いていない」と思うことで立ち向かうことができると自分に言い聞かせています。

これから:政権のゆくえ、世界の中の日本のゆくえを追いかける

2010年9月に政治部に来て以来、コロコロ首相の代わる民主党政権と野党の自民党を取材するという貴重な経験をしました。2012年12月、日本中に揺り戻しが起こったかのように安倍政権が誕生。それと同時に政権を取材することになりました。果たしてこの政権の行方はどうなるのか。激動する世界の中で日本はどうなっていくのか・・・2度の政権交代を経験した日本の政治がこれからどうなってくのかという、誰も経験をしたことのない未来を取材しながら見ていきたいなと思っています。

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