先輩の声

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デジタル本部デジタル編集部 大井田 ひろみ 社会科学部社会科学科卒 2000年入社

Profile

出身:東京都
東京。色々なものが集まっているところです。

中・高・大のブカツ&サークル:
中学 / バレーボール部
高校 / バレーボール部
大学 / テニスサークル、生け花サークル

ひとこと:スポーツのフォームや動き、どの花をどこにどれくらい生けるかなど、ムダのないものは美しい、とわかったことが収穫でした。

職歴・キャリア

2000年4月:入社

同年:奈良総局 県警、市役所、高校野球担当

2005年4月:名古屋報道センター 愛知県警担当

2009年9月:社会部 教育担当

2013年1月:デジタル編集部

入社動機

いろいろな場所に行って、何でも見て、様々な人に会って話を聞きたい。学生のときはこう考えていました。実際に入社すると、当時は想像もしなかったことが起きたり、この仕事だからこそ出会えた人がいたりと、多くの影響を受けました。そんな出会いがあるからこそ、この仕事はおもしろいのだと思います。

オフの過ごし方

休日は子どもと公園に出かけて遊んだり、一緒にご飯を作ったりして過ごします。最近、息子がよくイタズラをするようになりました。そのイタズラにイライラしそうになったとき、それをおもしろがることが楽しみになってきました。例えば写真は、遅刻しそうな朝、「急いで靴をはいて!」と私が焦って玄関に来た瞬間、目に飛び込んできた光景です。息子が、私の靴の中に自分の靴をすっぽり入れていました。「何これ」と叫び、急いで息子の靴を取り出そうとしたのですが、思わず噴き出してしまい、写真を撮っておくことにしました。ちなみに、取り出した息子の靴は、底と側面が土で真っ黒でした。

座右の銘・好きな言葉

「笑う門には福来たる」

新入部員にひとこと

一緒に仕事ができる日を楽しみに待っています。体調を崩さないように気をつけてくださいね。

動画、アニメーション・・・デジタルの特性を生かし、立体的な表現で読ませるコンテンツをつくる

現在の仕事:デジタルの読者層や読まれる時間帯等を考え、WEB版新聞を配信

朝日新聞のWEB版「朝日新聞デジタル」に、新聞に載った記事や写真を配信することが主な仕事です。さらに、紙の新聞には載せない、デジタルだけに向けた記事の取材・執筆、動画の撮影・編集、それらの編成や配信をしています。デジタル編集部が配信する記事は、朝日新聞デジタルだけでなく、Yahoo!や、テレビ朝日系列の全国各地テレビ局、新幹線車内や街頭のニューステロップ、携帯電話の速報サービスにも使われています。

デジタルの読者は年齢や好みが新聞読者とは違い、よく読まれる時間帯も異なります。これを意識して新聞とは違う見出しをつけたり、記事の選び方を変えたりしています。新聞は、記事と写真が中心です。デジタルでは、新聞ではできないような動画や写真、アニメーションや地図などを組み合わせ、立体的な表現を生かしたコンテンツをつくり、アップすることも大事な仕事です。編集部には、何か新しいことに挑戦しようという雰囲気があり、実際にやってみることができます。

デジタルでは、1つ1つの記事やコンテンツへの読者の反応が、数値化されて即座にわかります。そこが緊張するところでもあり、やりがいもあるところです。

やりがいを感じたこと:子育て中のママのためのニューススタンドを立ち上げ、大きな反響が

私には小さい子どもがいます。育休を約1年とり、仕事に復帰しました。

育休中は子育てで何かと慌ただしく、じっくり新聞を読む余裕がなかなか持てませんでした。子どもに遊ばれてしまうため、新聞やパソコンを開くこと自体も難しいのです。「ニュースも見られない」と嘆くママ友もいて、子育て中の人が読みやすく、役に立つコンテンツがあればいいなと思っていました。

デジタル編集部に来て、子育て世代に向けたニューススタンド「MOM'S STAND(通称エムスタ)」を立ち上げることになりました。私も取材、執筆をしていますが、これまで新聞であまり取り上げられなかった人やテーマを取材しようと心がけています。また、自分の経験から、スマートフォンで見やすくしたいと考えました。記事を書く私たちだけでなく、スマホで見やすくするための技術を持った専門スタッフや、営業など子どもがいる社員がアイデアを出し合って作り上げました。紙面やWEBが実際に形になり、読んでくれたママ友から「元気が出た」という感想をもらったり、女子大の授業で記事が使われたと聞いたりしたときは、本当にうれしかった。自分の記事が誰かに届いた、という喜びは格別です。

忘れられないこと:記者1年生の私に、最後まで人生を語ってくれた男性の言葉を胸に

入社1年目、奈良総局にいたときです。当時、奈良県内にはホスピスがなく、ホスピス設立の運動をしていた男性を取材しました。男性は進行性胃がんで、年齢は私の父と同じくらい。「何でも話すので、何でも記事にしていいですよ」と、これまでの人生と病状、気持ちを隠さず語ってくれました。県版に記事が載ると、とても喜んでくれ「あなたの仕事に役立つかもしれない」と県内の友人を紹介してくれました。「『生きているうちにやりたいリスト』を作った」とも話してくれました。その後、病状が悪化し、県外のホスピスに入りました。ある晩、私が総局で仕事をしていると、携帯が鳴りました。聞き取りづらいかすれた声で「リスト、全部終わった」と聞こえました。数日後、男性が亡くなったと連絡がきました。1年目の私に、最後まで人生を語ってくれたことに、記者という仕事の重みを感じました。

「人の喜怒哀楽に寄り添う記事を、楽しみにしていますよ――」。男性に言われた言葉を、私は今もずっと大切にしています。何かあるたびに、私が書いたこの記事を、喜んでくれているだろうか、と思い出す言葉です。

仕事上のモットー:決めつけず、わからないことは聞く。おもしろいと感じたことは大切に

地方の総局や事件取材、社会部で教育を担当し、取材するときは何でも最初から「決めつけない」ように心がけてきました。知っているふりをせず、わからないことは「何ですか」と聞きます。取材は、相手が話したいことばかりを聞くとは限りません。相手が話したくないことを聞くことも多く、核心部分を聞くまでには時間がかかります。なので、仮に今だめだったとしても、あきらめないことです。取材の方法も、先輩のやり方をまねすればうまくいくわけでもないので、自分のやり方を見つけるまで試行錯誤します。

また、自分が「これ、おもしろい!」と感じたことは大切にします。

デジタル編集部に異動してきたことで、ネット上で話題になっていることは、以前よりチェックするようになりました。さらに、同じ記事でも、新聞とネットでは反響や影響が違う場合もあるので、表現により気をつけるようになりました。

これから:子育て世代にもっとエムスタを読んでもらえるように

近い未来では、男女問わず子育て世代にもっと読んでもらえるようなエムスタに育てたいです。

そのために、どんなテーマを選ぶか、どんなデザインやしかけが必要か、記事の書き方や分量はどれくらいが適当か、などを日々考えています。

また、これまで仕事で転勤があったり、全国に取材に行ったりしてきました。その土地で暮らす人に会い、話を聞き、地元のものを食べることは、発見が多くて興味深かったです。そのなかでも特に私は島が好きで、休日を利用していくつかの島に足を運んできました。これから、全国の離島をめぐりたいです。農業もチャレンジしたいのですが、いきなりは無理なので、2年前から自宅のベランダで家庭菜園を始めました。今年はゴーヤとトマト、バジル、ミントが元気でした。

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