先輩の声

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広告局メディアプランニング部 山口 健 造形学部デザイン学科卒 2009年入社

※2016年5月1日付で「広告局」は「メディアビジネス局」に改称しています。

Profile

出身:愛知県
あれこれユルいところ。

中・高・大のブカツ&サークル:
中学 / 陸上部
大学 / イベントのフライヤーデザイン

ひとこと:上には上がいるということを体感できたこと。

職歴・キャリア

2009年5月:入社

同年:広告局 第5クラスター クリエイティブ担当 アートディレクター

2010年4月:広告局 業務推進部 アートディレクター

2013年6月:広告局 メディアプランニング部 アートディレクター

2016年5月:業務推進部

入社動機

広告のデザイナーとして5年以上経験を積み、ステップアップとして転職をと考えていたとき、購読していた朝日新聞にアートディレクター職の求人を発見。「新聞好きだし、これは運命かも」と思い応募、今に至ります。勘の良さには自信ありますね。

オフの過ごし方

毎日アウトプットばかりしているので、時間があればとにかく遊んで何かをインプットしていくことを心がけています。見聞きした全てがネタになる仕事ですから。移動時間には大好きなブラックミュージックを聞きながら本を読みますし、時間をみつけては映画を観に行ったり、フラッと美術館に出かけたり。週末には必ず料理もします。調理から盛り付けに至る工程全てがクリエイティブ(笑)ですし、カレー用の大量のみじん切りなどミニマルな作業は仕事で酷使したアタマのクールダウンに最適。一人で集中できるランニングや、行ったことのない場所へドライブするのもストレス解消に。写真は御殿場付近の脱力スポット「おもしろ山」(写真)。近くに「ありがた山」もあるので、どうありがたいのか確かめてみてください。地元愛知県では「桃太郎神社」がお気に入り。収集癖があるので、CD・DVDや書籍、靴や食器など好きなモノがどんどん集まってしまって妻に呆れられています。

座右の銘・好きな言葉

「God is in the detail (神は細部に宿る)」

新入部員にひとこと

若さにはそれだけで価値があります。オジサンには思いつかない新しいアイデアを新聞社に持ち込めるように、たっぷり遊んできてください。一緒に働けるといいですね!

変化するメディア、多様化する広告表現。その中でアートディレクターとして何ができるか

現在の仕事:新聞社専属のアートディレクターとして

広告局が企画・制作を担当する広告のアートディレクターを担当しています。アートディレクターとはその名の通り広告制作における「美術監督」。担当営業と手を組み、社外のライター、デザイナー、カメラマンなどに指示を出し協力しながら企業に広告出稿を提案する際のプレゼン用紙面制作をし、出稿が決定した広告を実際にカタチにしていくのが仕事です。月に大小数十件以上ある案件をスケジュール管理しながら効率よく、デザインや文章のクオリティを保ち制作するのは大変ですがやり甲斐のあるところ。自分のアイデアが出稿の決め手になったり、掲載後に広告主や読者からの反響が良かったりすると嬉しいですね。

広告は「広告商品が売れてナンボ」の世界ですから、結果はシビアに検証して以降の制作に活かしていきます。余談ですが新聞社でアートディレクター職を設けているのは弊社だけ。それだけのクオリティが自分の担当した制作紙面にあるのかどうか、自問自答の毎日です。

やりがいを感じたこと:広告主の期待を超えるアイデアを

こちらの提案したクリエイティブが評価されて広告の掲載が決まるのはやはり嬉しいですね。入社して間もない頃、ある絵本シリーズの広告を提案したいと担当営業が相談に来ました。お絵かきをして完成させるという絵本だったので、「せっかくだからお試しで新聞上にお絵かきができるクリエイティブにすれば、絵本の内容を伝えながら親子のコミュニケーションがはかれるんじゃないか。子供にとっては新聞にラクガキすることができて楽しいかもしれない。しかもシリーズものの絵本だから、大きいサイズの広告を1回掲載するというよりは小型広告を複数回掲載することを提案しよう」とアイデアを出し、営業も気に入ってくれたのでシンプルでかわいいプレゼン用紙面を制作。広告主に提案したところ、「なんてステキな広告なんでしょう。こういうのがやりたかったんです」と即座に出稿を決定してくれたことがありました。結果として掲載回数が当初の想定より増え、増収にもつながることに。サイズが大きく目立つ広告はもちろんですが、小さな広告こそクリエイティブの発揮しどころがあるとアートディレクターの楽しみを実感した一件です。

印象に残っていること:一流の方々と仕事をすることも。そのための事前準備を欠かさない

この仕事をしている利点として、広告に出演いただく著名な方の話を直接聞けることがあります。作家や俳優、企業の社長やスポーツ選手など職種は様々ですが、皆一様に話が面白く、刺激を受けることが多いです。ある対談企画で俳優の渡辺謙さんに取材をする機会がありましたが、物腰が柔らかく対談相手をたてる進行ぶり、またあまりのカッコよさに「ハリウッドで活躍できる人はやはり違うな」と感銘を受けました。

ただし一流の方々を相手にするだけに、緊張することもしばしば。以前に出版を担当していたときに行った作家のインタビューで、質問の不手際で何度も同じようなことを聞いてしまい、「段取りが悪い!」と本人や担当編集者を怒らせてしまったことがありました。後に原稿の内容で持ち返して事なきを得ましたが、その一件以来、取材の準備はより入念にするようになりましたね。

仕事上のモットー:「できない」と言わずに「やってみる」こと

「相手にとってなにがベストかを考える」ことです。広告でいえば、こちらの都合優先で商品に適正でない出稿サイズは提案しない、何をメッセージするのか的を絞る、などでしょうか。アートディレクターの仕事で大事なのは「整理」すること。担当営業の提案したいプランに疑問があれば意見しますし、メッセージするべき部分が違うと思えば別の案を出します。結果を出してこその信頼ですから、それは常に心がけていますね。

もうひとつは、安易に「できない」と言わないこと。やってみて本当に不可能なことって、あまりないんです。むしろいまできないと思っていることを超えたところにしか、大きな成果はない。これは前職でデザイナーをしていた頃に叩きこまれました。泥臭いようですが、「やってみます」の先に自分の成長と相手からの信頼がある。いま思うと確かに、「できない」という人には仕事を依頼したくないですからね。

これから:クリエイティブ力で会社に貢献

クリエイティブの力で広告収入を今以上にしていくことに尽きますね。新聞を使ってこなかったクライアントを取り込める企画を作りたいですし、「朝日新聞に頼むといい広告ができる、しかも効果がある」という評価を確立させたいです。

また新聞社のビジネスが過渡期にあるのはご存知だと思いますが、変わりゆくなかで、また変わった後そこでアートディレクターとして何ができるのかは常に意識しています。そう遠くないその日まで、感覚が鈍らないよう爪を研いで準備しています。

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