Message 先輩メッセージ

インフォグラフィックから動画制作まで、
より魅力的な「伝わる」デザインを

岩見 梨絵/ IWAMI RIE

所属部署デザイン部

入社年 / 専攻2008年入社 / 造形学部 視覚伝達デザイン学科卒

現在の仕事
紙面やデジタル版用に、伝わるグラフィックを制作

記事だけでは伝わりにくい情報を、視覚的にわかりやすくデザインすることが仕事です。入社当初は紙面中心の仕事でしたが、デジタル版の仕事が増え、アニメーションなど表現手段は多岐にわたります。これまでに、ニュースサイト「withnews」や、土曜夕刊連載「ココハツ」のグラフィックも担当。スマホ世代にはどんな表現がささるのか。「わかりやすい」だけでなく「より魅力的」なデザインを模索しています。自分のグラフィックが新聞やウェブにのって多くの読者に届けられることはやりがいがありますし、それが誰かの役に立っているとしたらうれしいです。

印象に残っていること
若年層に「投票」の仕方を伝えるコンテンツを企画提案

入社5年目に大阪異動。いまの自分を形成する土台ができました。技術面を磨けたのもよかったのですが、それ以上に仕事をする上での人とのかかわり方を学べたのが大きかったです。大阪は部の垣根が低く、企画など手を挙げやすい環境でした。選挙担当をしていた当時、イラストを使って若い世代にも親しみやすい「投票の仕方解説」のデジタルページを提案したところ、関係部署の協力を得て実現しました。私は作業するばかりでしたが裏で上司がいろいろと調整してくれていました。技術面は刺激し合い、高めていける仲間にも恵まれました。仕事は一人ではできないものだと気づかせてくれました。

これから
アニメーション動画など、読者ニーズにあった表現を

「withnews」超解説シリーズのアニメーションなども担当してきましたが、デザイン部での動画解説の取り組みはまだ試行錯誤しているところです。紙面で大きく展開するグラフィックも魅力ですが、動画にすることでより伝わる表現も求められてきていると感じます。今後、即時性のあるニュースにも対応できるような環境作りに、自分も役に立てたらといいなと思っています。読者のニーズに合った表現を見つけていくのも今後の課題です。

MY CAREER HISTORY私のキャリアヒストリー

2008 / 04

入社 東京本社 デザイン部 [1年目]

 緊張のせいで周りに迷惑かけまくりでしたが、一つひとつの仕事は楽しく、徐々に大きなものを任されていったときは嬉しかったです。

2012 / 04

大阪本社 デザイン部 [5年目]

 大阪という地域色の強い仕事があるのがおもしろかったです。高校野球担当もそのうちの1つ。他部署のメンバーと仲良くなるよい経験となりました。

夏の甲子園「球児の日常」をデータで紹介
2014 / 04

東京本社 デザイン部 [7年目]

 現地取材に行ったり、デジタル展開が増えたりと、仕事の幅が急速に広がるのを感じる時期でした。

2017 / 04

東京本社 デザイン部 [10年目]

わかりやすくするため、何度も修正
スマホ世代向けグラフィックニュース「ココハツ」
2019 / 04

大東京本社 デザイン部 [12年目]

 憲法について解説する短編アニメのシリーズ制作に関わりました。米ニュースデザイン協会(SND)の「ベスト・オブ・デジタル・デザイン」で、優秀賞に選ばれました。

現代の日本にタイムスリップした武士の目を通して、憲法がもたらした価値を考えるというストーリー
2020 / 07

東京本社 デザイン部 [13年目]

 デザイン部のYouTubeチャンネルを開設しました。動画制作の知見を広めつつ、新たなファンを集めたいと思っています。

解説動画やマンガ動画など新たな表現を模索中です

入社動機

大学教授に勧められたことがきっかけです。学生時代ダイヤグラムなどの情報整理に興味を持っていたのと、実家が朝日新聞をとっていたこともあって、自分に合っているんじゃないかなと思い受験しました。

オフの過ごし方

のんびり編み物をする時間は自分にとって何よりのリラックスタイムです。教室に通ったり、カフェで友人に教えてもらったりしながら自分が着るものをひたすら編んでいます。いずれはオリジナルでデザインしたものを作りたいです。

みなさんへのメッセージ

新聞社というと堅苦しいイメージがあるかと思いますが、いまの現場を見てもそんな風には感じません。特にデザイン部には表現の可能性が詰まっているので、いろんなことにチャレンジできる場があります。これまでにない見せ方、企画など提案してみたいというデザイナー志望の方を待っています。

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