Voice 内定者の声

2024年春に入社予定のみなさんに、志望動機や就活の体験談をうかがいました

記者部門内定Nさん(文系学部生)、映像報道記者内定Sさん(文系学部生)、ビジネス部門内定Yさん(文系学部生)、ビジネス部門内定Fさん(文系学部生)、技術部門内定Sさん(理系院生)、技術部門内定Yさん(理系院生)

どんな業種を志望していましたか?

就職活動を始める前から、貧困と格差の実態を明らかにして不平等を是正することの一助になりたいと思っていたので、新聞社、テレビ局のインターンシップに参加しました。その中でも、総合職ではなく記者職として採用していること、自分の尊敬するジャーナリストが新聞社出身だったことなどから、選考では新聞社を第一志望にしました。(記者部門に内定)

3年生の夏頃まで広告のフォトグラファーを目指し、カメラマンアシスタントやスタジオで物撮りの作品制作などをしていました。しかし歌舞伎町で働く友人や、ホームレスの方のドキュメンタリー作品の制作を通して、写真で社会をよりよくしたいという思うようになり、報道業界に目を向けました。レタッチやCGにも興味があり、そのような道も考えましたがやはり写真を撮ることが1番好きなので写真を撮ることができる仕事に決めました。(映像報道記者に内定)

幼い頃から書くことや伝えることが好きで、新聞、出版、広告などの業界を志望していました。しかし就活を進めていく中で、マスコミの中でも社会的に意義のあることをしたい、自分が社会課題に興味を持つきっかけになった新聞媒体を後世に伝えていきたいという想いが強くなり、新聞業界に絞りました。(ビジネス部門に内定)

初めは漠然と幅広く社会貢献ができる仕事がしたいと考え、メディア業界の対策だけでなく公務員試験勉強も並行していました。しかし、インターンや自己分析を通じ、自分は「個人の不安や悩みに寄り添い、生きづらさの解消に貢献すること」に取り組みたいと考えるようになりました。そこで初めて、よりミクロな視点でアプローチできる民間企業に絞りました。朝日新聞のジャーナリズムを支えることが自分の目指す社会への近道だと思いました。(ビジネス部門に内定)

就職活動をはじめた当初は、研究開発やデータ解析の業務に携わることをなんとなくイメージしていましたが、業界は全く絞ることができていませんでした。そこで、就職活動の軸をどこに置くかを考えた時に、国内海外問わず、また世代・性別に依らず多くの人に関係する事柄に携わりたい、ということがひとつありました。この軸から出発して具体化していったときに、どのような業界・企業があるか幅広く調べながら、徐々に志望する企業を絞っていきました。(技術部門に内定)

大学院では、AIに関する研究を行っていたので、その知識が活かせるデータサイエンティスト・AIエンジニアという2つ職種を志望し、企業を選びました。最初はIT業界を見ていましたが、就活情報サイトが主催する企業の説明会等に参加したことで、様々な事業を展開している事業会社に興味を持ちました。最終的には多種多様なデータを触ることができる企業を中心に就職活動を行いました。(技術部門に内定)

選考に向けてどんな準備をしましたか?

就活のためというわけではありませんが、様々な本を読んできたことは結果的に就活に役立ったと思います。作文の題材を考えるときや面接で返答に窮したときに、本で得た知識がヒントになることが多々ありました。 また、新聞労連の作文講座に参加したり、友人と作文を見せ合ったりして作文試験の対策をしました。文章を改善するには、自分の書いたものを誰かに見てもらうことがなにより大切だと思います。

私は将来的にも写真表現や作品制作をしたいのでそれに繋がる仕事に就こうと思っていました。そのためには、自分が今までどんな作品を作ってきたか、これからどうしたいのかをよく考えるなど、自己分析をよくしました。朝日新聞で写真記者になれば一般記者としての経験も積めます。写真をやるうえでも大事な文章力や言語化能力がしっかり身につくと思い、この仕事に決めました。他には学校のスタジオでセットを組み、友人同士で証明写真を撮影し合ったりしました笑

学部柄、周りに就活をしている友人が少なかったため、1人でとにかく就活セミナーに参加しました。おすすめは新聞社や出版社が主催するESの書き方講座です。「書くこと」のプロの方たちが丁寧に指導してくれますし、自分らしさが伝わるESが作成できるようになると思います。また、企業研究はありとあらゆる媒体を用いて企業情報(特に私自身のエピソードと繋げられそうな情報)を探り、想定質問集を作っていました。企業研究をすればするほど会社の好きなところが見つかり、絶対に入りたい!という気持ちも、面接に対する自信も高まってきました。

面接対策としてノートに思考のステップを書いてまとめていました。面接の基本は「なぜ?」の繰り返しです。その解答一つ一つに自分の具体的な経験が結び付けられていると筋が通り自分の人間性も伝わるのではないかと考えていました。しかし、全てに経験を結び付けていくと、何と何がつながっているのかわかりにくくなります。実際に面接で話すときに混乱し頭が真っ白になると問題なので、紙に書き目で覚えることでわかりやすくしていました。

自分の興味あることを突き詰めて考えることに時間をかけたと思います。はじめ自分の興味あることや、どのような企業が何をしているかということも分かりませんでした。そこで、電車の吊り革広告で出会った企業を調べてみるなど、日常生活で目に入ったことから視野を広げるようにしました。そこから自身の志望が明確になってくると、企業との共通点・相違点等簡単なメモ程度に言語化していました。頭が整理されてES・面接に臨みやすかったと思います。

自分の研究内容を、専門分野に詳しくない人でも分かるようにまとめるところから始めました。特に僕の研究はAI分野の中でもニッチな分野であったため、非常に苦労した思い出があります。他にはESの内容のフレームワークを作成したり、面接でよく聞かれる質問に答える練習を行なっていました。更には、逆スカウト就活サイトを利用し、様々な企業の方とお話をして企業選択や企業研究を行なっていました。

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