Message 先輩メッセージ
アニメや漫画の展覧会をプロデュース
「好きなものに携わる仕事」を実現
小川 奈々/ OGAWA NANA
所属部署メディア事業本部文化事業2部
入社年 / 専攻2014年入社 / 政治経済学部卒
現在の仕事
企画から交渉、広報、グッズ製作、運営の調整まで
アニメや漫画、絵本、音楽など、比較的新しい領域の展覧会に携わっています。 展覧会の企画提案、展示構成・図面の検討、権利元や所蔵元への出品交渉、契約書や予算・決算書の作成、輸送・展示スケジュールの調整、広報プランの立案、グッズ・音声ガイド・図録の製作、チケット・会場運営の調整……など仕事は多岐にわたりますが、プロジェクトごとに担う役割は異なります。
印象に残っている仕事
作品に穴を開ける!? 作家の指示にびっくり
現在の部署に異動してすぐ、絵本作家さんの展覧会を担当するチームに入りました。初めての現場・展示設営で緊張していたところ、作品をその場で加工する必要があり、作家さんご本人から「これにキリで穴を開けてください」と指示されたことがあります。 素人が触っていいのだろうかと驚きましたが、開幕に間に合わせるため、朝日の展示チーム以外もデザイナーの方や学芸員の皆様総出でキリで穴を開けたりテグスを通したり……。 最終的に作家さんから「みんなで作った作品」と言っていただけたのが、何より心に残っています。
写真はミロコマチコさんの展覧会「いきものはわたしたちのかがみ」の様子
MY CAREER HISTORY私のキャリアヒストリー
- 2014 / 04
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名古屋本社 [1年目]
記者として入社し、事件・事故、高校野球や街ダネを取材
- 2015 / 05
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岡山総局 [2年目]
事件事故、高校野球、市政、県政や街ダネを取材
- 2018 / 04
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東京本社・編集センター [5年目]
ニュースの価値判断をし、新聞のレイアウトを考えたり、見出しをつけたりする紙面編集を担当
- 2020 / 04
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東京本社・文化事業部 [7年目]
展覧会事業を担当
- 2023 / 04
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メディア事業本部・文化事業2部 [10年目]
小川さんの一カ月(イメージ)
イベントの企画と聞くと、インドアの仕事をイメージされる方が多いかもしれません。実際は展覧会の設営立ち会い、作家さんやグッズ会社さんとの打ち合わせなど、出張や外出が多い仕事です
入社動機
大学時代、「好きなものに携わる仕事がしたい!」と、映画やゲーム、漫画、アニメの会社を中心に採用試験を受けていました。それと同時に、写真や映像での報道にも興味があったため、当時の新聞社の中で積極的にデジタル発信に取り組んでいた朝日新聞社を受けました。
オフの過ごし方
今期のアニメや話題のゲームに触れることも仕事の一部です。休日にゆっくり見て、勉強しています。また、仕事で美術館を訪れるとあまりゆっくり企画展を見られないので、オフの時間を使って見に行くことが多いです。
みなさんへのメッセージ
自分がどんな仕事に向いているのか、大学卒業までに決めるのは難しいかもしれません。向いていると思った仕事でも、様々な事情で苦しくなってしまう時があるかもしれません。その中で「これが好き」という気持ちは、何よりも強く自分を支えてくれる柱になると思いますので、忙しい日々の中でもその気持ちを忘れずにいてほしいです。企業説明会は、なかなか見ることのできない会社の中を覗くいい機会ですので、積極的に行くといいと思います!
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messageプロダクト(ビジネス開発領域)泉保 里奈/message/archives/134
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dayプロダクト(イベント領域)金井 久美子/message/archives/92
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messageプランニング金森 省吾/message/archives/131