Time Schedule 社員の1日
データを分析し、現場を取材
進化する調査報道に挑戦
中山 美里/ NAKAYAMA MISATO
所属部署デジタル企画報道部
入社年 / 専攻2023年入社 / ジャーナリズム修士修了
現在の仕事
プログラミング、可視化ツールも駆使 研鑽の日々
データジャーナリズムに取り組んでいます。企画・調査報道に関わることが多く、当事者に取材をしたり、政府統計を分析して全体傾向を見たりして、問題を深掘るよう心がけています。最近では、地方を出て東京で就職する女性が増えている背景を報じました。大量のデータを分析するためにプログラミングしたり、データ可視化ツールを使ったりします。テクノロジーの変化は早いので、海外の取り組みにも目を向けながら、報道に取り入れられるものはないか日々勉強しています。
印象に残っていること
デザイナーと組み ガザの空爆を可視化
イスラエルがパレスチナ自治区ガザへの空爆を始めた際、空爆の被害状況を地図上で可視化しました。衛星データをどう可視化してニュースを伝えるのか、記者とデザイナーのチーム一体で考えながら機動的に取り組みました。日本に住むウクライナ避難者の報道も印象に残っています。ウクライナ侵攻から2年の折、避難者のアンケートを分析しながら、各地の避難者へ取材を重ねました。時には涙を流しながらの一言一言は重く、当事者の生の声を聞くことの大切さを実感しました。ウクライナには帰れない 「日本で生きる」避難者たち
MY CAREER HISTORY私のキャリアヒストリー
- 2023 / 09
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入社 デジタル企画報道部 [1年目]
全国紙記者、コンサルタント、米国の大学院への留学を経てキャリア採用で入社
中山さんの一日
- 10:00
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出社 データ分析や原稿執筆
取材が入っていなければ、思考が一番クリアな朝にカロリーが高めな仕事をするようにしています
- 12:00
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お昼ごはん
- 13:00
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取材
データの読み解きなど、研究者に取材することが多いです
- 16:00
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チーム会議
取材やデータ分析で見えてきたことをどう原稿にまとめるか、チームでとことん話し合います
- 17:00
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原稿の確認など
- 18:00
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終業
原稿が朝刊に載る日は、もう少し遅くまで社内からの問い合わせに対応したりします
入社動機
米国の大学院でデータ分析を用いた報道手法を学び、転職先では経験を活かしてデータジャーナリストとして働きたいと思い、そのチーム体制がある会社を選びました。朝日新聞は、年齢やポジションに捉われず社員同士がフラットに話しやすい環境で、自由な社風が自分に合っていると感じ、入社しました。
オフの過ごし方
平日はパソコンに向かっている時間が長いので、休日は運動したり、自然の中でリフレッシュしたりするのが好きです。ハイキング、ヨガ、バレエ、ダンスをその時の気分によって楽しんでいます。最近では、居心地の良いカフェや図書館を見つけるのにもはまっていて、都内をお散歩することも多いです。
みなさんへのメッセージ
メディアは変革期にあります。従来の新聞記者像にとどまらず、仕事の幅は広がっていて、新しいことにも挑戦しやすい環境があると思います。ぜひ自分の可能性にワクワクするような職場に挑戦してみてください!
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messageコンテンツ編成本部日高 奈緒/message/archives/137
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day映像報道部有元 愛美子/message/archives/151
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messageメディア研究開発センター嘉田 紗世/message/archives/119