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アプリ開発、新規事業、英語ニュース
エンジニアとして幅広く挑戦
市野 晴之/ ICHINO HARUYUKI
所属部署朝デジ事業センター開発部
入社年 / 専攻2017年入社 / 工学研究科修了
現在の仕事
Asahi Weekly Digitalの事業拡大をめざす
朝日新聞社が毎週日曜日に発行している「朝日ウイークリー(Asahi Weekly)」のデジタル版サイトである「Asahi Weekly DIGITAL」(以下、AWD)の技術周り全般を担当しています。主な領域として、AWDと紙面ビューアー(朝日ウイークリーの紙面をWebで見られるサービス)のそれぞれに対してインフラ、CMS、API、フロントエンドがあり、それらをほぼ一人で内製で開発しています。小規模ではあるものの、デジタル領域で右肩上がりのホットな事業で、主に技術面からその事業拡大を達成するのが私のミッションです。
印象に残っていること
広告営業の企画書づくり 対話型AIで負担軽減
営業部署の方からの依頼でAIを活用した企画書の自動生成デモを開発したことです。担当者がクライアントに対して数多く企画書を手作業で作成するのですが無視できない負担らしく、それをなんとか軽減したいとのご要望でした。すべてを置き換えることはできませんが、一部の定型作業をAsahi AIと呼ばれる対話型AIの機能の一部を使って自動的に資料に内容を埋め込み生成するようにしました。AIの生成する文章精度に驚きがある反面、苦手なことやまだ難しいタスクがわかり、AIの可能性と現状の壁を感じる印象深い仕事でした。
MY CAREER HISTORY私のキャリアヒストリー
- 2017 / 04
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情報技術本部 開発部 ICTRAD(研究開発チーム)[1年目]
半年間の研修を経て、開発部に配属。最初に取り組んだのは、力士の顔認識アプリでした。取材、研究開発、寄稿など、技術的なことだけでなく新聞社ならでは経験もたくさん積めました
画像や音声でも探せる記事検索システム、朝日新聞紙面やWebに載せるインフォグラフの作成システムの開発にも取り組みました。インフォグラフ作成システムは、PoCではなく初めての正式な社内システムということで緊張しましたが、完成した時の達成感がなんとも言えませんでした
- 2018 / 05
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同 時事クイズWebアプリ開発など [2年目]
時事クイズWebアプリの開発記事からクイズの自動作成、それを利用したWebアプリを開発。一般公開され、サービスを運営する楽しさを感じるとともに、その難しさも痛感しました。インフォグラフ作成システムは、社内からの要望を受けて地図も作成、編集できるように。可視化することの楽しさやジャーナリズムへの重要性を感じました
3年目には、選挙時の政治家データ分析に挑戦。記者の方が取材で得たデータをクラウドのインフラを利用して分析。恣意的な処理が入らないように特に気をつけました。新聞社ならではのプロジェクトだったこともあり強く印象に残っています
- 2019 / 07
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デジタルイノベーション本部 カスタマー・エクスペリエンス部 プロダクトチーム【3年目】
朝日新聞デジタルのフロントエンド環境の一新、内製開発を担当することに。それまでの研究開発とは違い、既存の大きなプロダクトを長く開発していくことの楽しさを知りました。翌年には朝デジの開発と兼務して、アクセス・顧客情報を取り扱うデータ分析基盤を担当。社内の分析者の要望に応じて、集計内容やインフラを改修しました
さらに、朝デジアプリの内製開発がスタート。Androidの開発を一時的に担当しました。数名のメンバーから始まり1、2ヶ月で徐々にチームが出来上がっていく感じがすごく好きでした。朝デジのフロントエンドの内製開発プロジェクトにも参加。技術力もプロジェクトマネジメンの能力も備えた先輩社員のおかげで役割が明確なチームで、0から作るプロジェクトなのにとても安心感を持って開発できていました。開発体制は大切です
- 2021 / 04
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メディアラボ [5年目]
メディアラボ(のちに組織改編でデジタル企画室メディアラボチーム)は、マスメディアの新たなビジネスモデルをつくりだすことをめざしてできた組織で、渋谷にもオフィスを持っていました。新たな事業領域の発見、新規事業立ち上げの技術的なサポートを担当しました。入社の決め手となった就活時の人事担当の方と同じチームになり、直属の部下に。人のご縁って不思議だなと思いつつ、尊敬する先輩と一緒に楽しく仕事をしました
- 2023 / 04
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メディア事業本部 事業創造部[6年目]
主にデジタルの新規事業の立ち上げを考える部署で、市場や将来の動向について調査しました
- 2023 / 09
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朝デジ事業センター カスタマーエクスペリエンス部(現・開発部)[6年目]
Asahi Weekly DIGITALを担当。これまでの新規事業の経験をいかして事業運営に関わりつつ、メインはエンジニアとしてフロント、バックエンド、インフラなど各領域の内製開発を行っています
- 2024 / 04
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CTO室兼務に[7年目]
主に会社全体の生成AIの利活用推進と、開発者体験の向上を担当
入社動機
入社のきっかけはインターンシップでした。他の職種に比べ、取り扱うネタが流動的で日々新しい情報に接することに魅力を感じました。あと、その時の人事担当の方が人間的にとても素敵で、この人と一緒に仕事をしてみたいと思ったのか最終的な決め手になりました。
オフの過ごし方
マラソン、登山、サーフィン、釣り、キャンプなどアウトドア系が好きで、社内のバレーボール部、マラソン部、サーフィン部に所属しています。特に用事の無い休日は家にこもって電子工作やプログラミングなどモノ作りに耽っています。
みなさんへのメッセージ
就職活動だからと無理に自分を良く見せる必要はないと思います。この機会にいったい自分はどんな人間なのかじっくり振り返ってみてはどうでしょうか? どんな性格で何が好きなのか、そしてこれまで何をやってきたのか。物心がついたころから思い出せることを全て書きだすと、新たな発見があるかもしれません。まずは自分についてしっかり理解する。そして、企業に自分という人物を思い切り売り込んでみてください。あまり緊張せず、楽しむぐらいの気持ちがいいと思います。
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